夫の転勤についていく⑨ ~おうちを決めよう② & 妻が働き続けるのは難しい~

認可外も決まったので、あとは内見1日で借りるおうちを決めて、そのおうちを起点に通える範囲の保育園の中から6つ保育園を選んで4月入園の保育園の申し込みをするだけ!

 

といっても認可の申し込み締め切りまでは2週間切っていたので、使える土日は一回だけ。体調、絶対崩すなよ…と息子に毎日念を送っていましたが、なんとか体調も崩さず2人で新幹線に乗って名古屋に行き、夫と3人で家を選ぶことができました。

 

このときに、地図上で新園2園に徒歩で行けて、その他にも候補があるこのへんがいい!!という場所があり、そこそこのマンションもあったのですが、最後に夫が「見てみたい」と言い張ったおうち(共同住宅だけど2階建て。狙っていたエリアからちょっと遠く、保育園も近くにはそんなにない)を見に行ったところ夫婦+息子揃って一目惚れしてしまい、ここに住めるなら保育園から徒歩25分でもいい、わたし、頑張るわ!!とそのおうちに決めました。

とは言いつつしばらくドキドキしていたのですが、そう、ときは2019年の暮れ。このときは全く思いも寄りませんが、4ヵ月後には日本中、いや世界中のみんなが自由に外出できなくなっておうち時間が爆増するわけで、夫が何度も「いや~あのときこの家に決めておいて良かったよね!」と勝ち誇るようになったのでした。

 

息子と埼玉に帰宅すると早速、地図上で決まったおうちの場所に印をつけ、近辺の保育園の横に「家からの所要時間(by Google Map)、4月入園の募集人数(電話で確認)、昨年度のボーダーランク(これも電話で確認)」を書いた付箋を貼って検討していきます。

 

ランクとは、定員より多い人数が応募してきたときに優先順位をつけるためのアルファベット+数字の組み合わせのこと。うちは1週40時間以上勤務でA、継続して3ヵ月以上就労をしている(1)、認可外に預けている(3)でA-4だったので、昨年度のランクが高い(A-9とか)のところは申し込まず、ちょっと遠くてもどこかに引っかかるように申し込みました。

申し込み時点では認可外にはまだ預けていなかったのですが、窓口で、認可外に預けることが決まっているなら、それを証明する書類を出してくれれば加点してあげると言われたので(認可申し込みの月に預け始めることが決まっていたからなのか、その人の裁量だったのかは夫が行ってくれたので不明ですが…)、申込書のコピーやら入園金の領収書のコピーやらを追加で提出しました。(実際加点されたかどうかはフィードバックがないので不明)

 

ちなみに、この調整表だと利用施設からの転園希望だとマイナス1点となるのですが、電話で確認したところでは、県外の認可施設からの転園希望は特にマイナスにはならない(かといってプラスにもならないけど)とのことでした。でも、県外で認可外に通っていた場合はちゃんと3点もらえるそうです。

 

名古屋市HP r6kijunhyou.pdf (city.nagoya.jp)

 

利用調整の点数でも思うんですけど、転勤って今に始まったものでもないし、保育園ってそもそも働く親のためのものなのに、県外から転勤してきてそのまま保育園に入れることが非常にしづらい構造になっているのは何でなんでしょう?

 

ここ、転勤についてくるプロジェクトで一番困ったところなんで、ちょっと整理します。

※今は制度変更されているかもしれないし、自治体によっても異なると思いますので、念のため。

 

①市内に住民票を登録している住所がないと申し込みができない

→まず引っ越さないと保育園に申し込みすらできない。夫婦の場合はどちらかが先に引っ越してとりあえず市内のどこかには住民票を移さないといけない。

 

自治体の所管を越えて、保育園等の申し込みをする「広域入所」というものもあるようですが、実施している自治体とそうでない自治体があるようで、名古屋市のHP(「A9:利用開始希望日までに名古屋市内に転入される方で、お申込み時点で転入先の住所が確認(契約書等)できる場合は、転入前に、転入先の区の区役所民生子ども課・支所区民福祉課でお申込みをすることが可能です。名古屋市:保育所等の利用に関するよくある質問(FAQ)について(暮らしの情報) (city.nagoya.jp)」)を見る限り、名古屋市は後者のように思えます。

 

うちは夫が転勤が決まるやいなやの引っ越しだったので広域入所までは考えませんでしたが、辞令から引っ越しまで時間があるタイプの方は広域入所を受け付けている自治体は検索する限り結構あるようなので、そういう自治体を調べて申し込むのも一案かも。

 

②途中入園する保育園の利用開始月の前月末には、転勤前の認可保育園は退園しなければならない

→保育園の内定連絡から利用開始月まで10日ほどしかないため、そこから引っ越し先を決めて引っ越して、というのは実質不可能。でも引っ越してから保育園に申し込むと1ヵ月ほど仕事を休むことになり、通常の有休では対応できません。そのため、内定連絡をもらってから引っ越して、利用開始月の最終日までに保育園の利用を開始するのが最もよさげなのですが、その場合、前の職場での引き継ぎが残っていようが、利用開始月になったら引っ越し前の地域の認可保育園は利用できません。どう頑張っても上手くスケジューリングできないジレンマに陥ります…。

 

ママが転勤することもあるよ(できるよ)という社会に早くなって欲しい。

夫の転勤についていく⑧ ~もう一回認可外!~

※この記事は2019年の過去の話のため、行政の制度等は変更となっている可能性があります。

 

不安になるとそればっかり考えてしまう損な性格。満員電車に3歳…満員電車に、うちの3歳児、それも毎日…

考えると眠れなくなってきました。

そんな不安を抱えたままお引越しするのはよろしくないね!ということで、この頃にはだいぶ行動力がついてきていた私、再び認可外のリストを洗い直し、1件だけ住む予定のエリアに託児所を発見したので、電話して見学予約をして、またもや息子のお迎えを母にお願いして(本当に頭が上がりません。私や息子が病気のときやこういう有事のとき、何度助けに来てもらったことか。)新幹線で日帰り名古屋ツアーに出発しました。

その園は一時利用の子がメインで12歳まで預かれるよスタイルのため、ザ・保育園希望だった私は当初候補から外していたのですが、月単位で利用している子もちらほらおり、月謝がなく日単位での計算だったためかなり割高ではあるものの、ベビーシッターほどは高くない。

さらに見学してみたら普通の住宅街の一軒家で、毎日近所の公園に連れていってくれるとのこと。ごはんも有機野菜等にこだわって作っているらしい(そこは私のこだわりポイントではなかったものの、もちろん添加物ばりばりのものを食べさせるよりずっとずっと好ましい)。

何より満員電車に毎日乗っけて連れていかなくてもいいし、ここにしよう!!

と、今日は埼玉からこのために来ましたと聞いてあっけにとられている先生方にその場で入園申込書を頂き、お願いする日取りも決めて帰路についたのでした。

 

夫の転勤についていく⑦ ~おうち、どこにする~

※この記事は2019年の過去の話のため、行政の制度等は変更となっている可能性があります。

 

結局、1月から息子がどこの保育園に行くのかははっきり決まらないまま12月になってしまいました…

 

12月からの保育園の内定を蹴ってしまった今となっては関係ありませんが、もし12月から第1希望の認可に入れていた場合、たとえさいたま市名古屋市で行政区が異なっていたとしても、同時に2つの認可保育園に入ることはできない、と言われていました。

そのため、私は東京で12月の第2週くらいまで勤務して、12月の後半は有休を使って引っ越し、息子の慣らし保育をすることになっていたものの、息子は11月末でさいたまの認可保育園からは退園を余儀なくされることに。当時はコロナ前で在宅勤務の制度も全くなかったので、2週間弱、どうしよう、実家に預けるかベビーシッターを(お高いけど)お願いするか、、、、という状況。

本当に次から次へと問題だらけで、夫の会社から頂く転勤手当なるものでは全く賄えないほど余計な出費はかさむし、夫の会社からすれば妻が働き続けるためのそういう出費は本当に全く想定の外かもしれませんが、令和のこの共働き当たり前の時代に(あ、当時はまだ平成か)会社も行政も「妻も働いている」ってことに全く対応出来ていなくて相当頭にきたのを思い出しました。

結局12月入園で認可には入園しなかったので普通に12月の2週目までさいたまの保育園に在籍させてもらい、しっかり引継ぎもできたので終わりよければなんとやら、ではありますが、そういう綱渡りのすべてを転勤についていく妻側が負わなくてはいけない状況は、ちょっと書き残しておこうと思います。

 

だいぶ話がそれましたが、引っ越し先は、以下の基準を満たす地域の中から自分の住みたい地域を選びました。

ハザードマップにおいて災害の危険度が高くない

  • 10月に電話で聞いておいた4月入園の募集人数が多い園、もしくは新園がいくつかある
  • 夫、自分の両方の職場に1時間以内に行ける(できれば電車)
  • 治安が悪くない

 

これで大体のあたりをつけて不動産屋さんに連絡し、下見の日を決めました。

 

が、またここで問題が。(そんなんばっかり)

 

もうここまできたら、と割と積極的に住みたい地域を選んだのはいいのですが、今度はなんと通勤電車が混んでいるらしい。入園金を支払った園の園長さんも、確かその線は満員電車って言っていたような。

そんな電車に、3か月もの間、3歳の子を連れて乗れるかな?うちの子、結構ぐずるんだけど。。

 

(つづく)

 

 

 

 

 

 

夫の転勤についていく⑥ ~内定を辞退する~

認可園を絞りやっと期限内に提出し、ふー、あとは待つだけね、と思っていましたが、ちょっと余裕が出来てはじめて、むくむくと気になってきたことがあります…

 

それは、災害時の対応です。

 

埼玉では実家も近く(車で1時間半が近いと言えるなら)、友達も自転車圏内くらいにはいたのであまり気にしていなかったのですが、保育園見学に名古屋に行ったときに乗ったタクシーの運転手さんが言っていた、「名古屋は水害に弱いよ」という言葉が頭の片隅に小骨のように引っかかっていまして。

 

あまりに目の前にやることが山積みで一時的に忘れていたのですが、一旦気になったらどんどん不安になってきました。いざというときに力になってくれる人は1人もいない中で、洪水になって帰宅難民になってしまったら、息子はどうなるんだろう?

 

東海豪雨の時の画像等も検索してさらに不安が増したので希望している保育園の地図とハザードマップを照合してみたところ、なんと第一希望の園は大きな川の近くにあり、浸水時はなんと3階部分(5m)まで浸水する可能性があると書かれているではありませんか…!いやいや、保育園は2階建てだよ。きっとそういうところはしっかり防波堤とか立てて対策してくれているとは信じているけども、その地域が孤立しちゃったらお迎えにも行けないよ。。

 

と思って悶々としているところに、第1希望の園の内定でましたよ!のお電話をいただき、もう一度一から住む地域を定めて保育園の空きを探して検討するなんて絶対嫌だという思いもありつつも、迷って結局行かないとなると役所の方にも、他に行きたい方がいればその方にもご迷惑なので、いただいたお電話で丁重に辞退しました。ここで決めちゃえば保活も終わり、あとは保育園近くにおうちを探して引っ越すだけでDoneだったんですけどね。

 

保育園の探しはじめの時は「どこでもいい!入れれば!」と思っていたものが、一旦やれることが全部なくなって落ち着いたことで我に返ったといいますか、決まった後の生活のことを初めて想像できたのがこの時だったんですよね。

元来イレギュラーなことが苦手で、前もって準備して準備して臨むタイプ(夏休みの宿題は7月中にはほぼ終わるけれど、急に発言を求められたりすると大人になった今でもフリーズしてしまうタイプ)なのに、その場その場での判断を求められる特殊な環境で通常時と同じ判断ができるわけもなく、判断基準がブレブレだったようです。

 

もう12月入園の期限は過ぎており、1月入園の申し込みをしたとて結果がでるのは12月20日過ぎ。1月のお正月休み明けから名古屋で仕事が始まるため、名古屋全域の保育園に申し込んで、クリスマス前に結果が出てから家を探したのでは年始までに引っ越しが完了できません。

さらに、4月入園の締め切りが12月中旬と迫っていたので、今度は4月入園に照準を合わせ、4月入園で入れる確率が高い地域に家を探し、1月~3月はそこから通える保育園に申し込みを出して空きが出るのを待つ、ということにしました。(というか、それしか選択肢なし)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夫の転勤についていく⑤ ~認可園に申し込む~

※この記事は2019年の過去の話ですので、制度や保活状況等は変わっている可能性があります。

 

とりあえず行くところが確保できたので、12月入園(職場への出勤は1月ですが、12月の最終日には引っ越しを終えて慣らし保育をする想定)で申し込む認可園の選定が次のタスクとなりました。

 

この頃のことは、ほぼ保育園を決める過程のことしか記憶にないのですが、この間にも普通に仕事をして子供の面倒をみて家事も全部やっていたんですよね。普段ならワンオペというだけで辛い!って感じだったはずですが、そっちが辛かった記憶はないなぁ。

 

ひとつ記憶に残っているのは、土日に帰ってきてくれていた夫が日曜日の夕方に帰ってしまうと息子は決まって寂しがってぐずぐずしていたのですが、そんなことが何回かあった後のある月曜日の朝に、「パパがいないからゴミ出しは僕がやるね」、みたいなことを言って(3歳になったばかりなのでそこまでの説明はなかったけれど)ゴミ袋を引きずってゴミ捨て場までもっていってくれたこと。子供なりにママと2人の生活を受け入れて、自分にできることを考えてくれたんだなと思ったら、自分がいっぱいいっぱいの時だったのもあって涙腺が崩壊しました。保育園をどうするかということで頭がいっぱいで、ちゃんと向き合ってあげられていない自覚もあったので、尚更息子の急成長が嬉しくも申し訳なくもあって。

 

さて認可園への申し込みについては、当初認可外が確保できなかったら2歳児クラスまでの園にとりあえず申し込む案もあったものの、認可外が確保できたので、年長まで通える園のみに絞りました。

 

認可園への申し込みの流れ(当時)は以下の通りでした。

①空きのある認可園を、区役所の支援課に電話で確認(月初)

基本的に役所の人は、希望園があってその空き状況の確認をしたいものと思われているようで、2歳児クラスに欠員のある園すべてお願いします、というとちょっとびっくりされるような感じでした。ただ、転出・転入が多い千種区名東区については慣れた感じでとてもスムーズで、区によっても対応に差があった記憶です。

②希望する認可園を決めて申込書を提出する。(メモによると前月15日締め切り)

各保育園の情報は区が持っているイメージでしたが、夫の住所がある区に他の区の保育園6園が書いた申込書を持って行っても特に問題はなかったと思います。

本来は第1希望の園は見学しておくものだそうですが、時間もなかったので見学はせず申し込みました。

 

空きのある保育園を各区に電話で確認した後、その中から第1希望~第6希望を絞っていったのですが、この時点では名古屋市の全域が候補だったので、以下のように決めました。

 

まず、候補となる空きありの保育園につき、①会社からのアクセス(45分以内)、②交通手段、③地域の治安情報を確認し、難しそうなところは落とす。

その後、残った候補について保育園の口コミがないか検索し、それも参考にしつつ、住みたいエリア等も加味して希望順に並べる。

 

こうして無事6園記入して夫に区役所に行ってもらって期限内に提出しました!が、この後、私の保活はもう一度迷走します…

 

 

 

 

 

 

↑何駅が何区だか全く分からなかったので、路線図をプリントアウトして書き込んだりしていました

夫の転勤についていく④ ~認可外保育園を探す~

※この話は2019年の過去の話ですので、制度や保活状況等は変わっている可能性があります。

 

認可の申し込みはとりあえず11月のタスクということになったので、10月はまず認可外の確保を目指すことにしました。

とりあえず市のHPを見てみたのですが、あれ、結構少ない?いわゆる保育園ではなく、12歳までとなっている(学童と一緒になっている?)ようなところやインターナショナルな園はあるのですが、ザ・保育園、のようなところは結構少ない。待機児童が溢れている首都圏と違い、認可園に入れることが前提なのか、インターナショナルのような「あえて(高額な費用をかけて)入れる」園は多いのですが、認可園の代替として探しているタイプの園は少なく、↓のリストとHPを見比べながら、これは、と思ったところに電話して空き状況を確認していきました。

https://www.city.nagoya.jp/kodomoseishonen/cmsfiles/contents/0000096/96102/050801_zenku_sonota.pdf

 

ただ、認可外はあくまで1月から3月の3か月間で4月に認可園に入れるまでのつなぎ(の予定)とはいえ、毎日の送迎があるのと、夫の会社から引っ越し代が支給されるのは1回のみ(埼玉→名古屋の移動のみ)だったため、自分の職場の近くか、4月から認可園に入れる確率の高いエリアにある認可園、と考えると結局数園しか候補とならず。結局、それらの保育園に見学のアポをとり、平日に有休をとって、保育園に息子を送ってから一人新幹線で名古屋に向かい、3園の中でまあここならいけるかな、と思った1園に入園金を納めて帰りました。(今から思えば名古屋に住む夫が有休でまわってくれればよかったのですが、やっぱり自分で見たくて。。)

 

とりあえずこれで仕事は続けられることになったので、帰りの新幹線は安堵でものすごく脱力していたのを覚えています。結局行きませんでしたが、この時内定?を出して枠をとってくれた保育園には今でも感謝の気持ちで一杯です。

 

 

 

 

 

 

 

 

夫の転勤についていく③ ~転園先、どうする?~

※こちらは2019年の話ですので、行政の制度や保活の状況等は現在とは異なる可能性があります。

 

年始から名古屋で勤務開始、ということが先に決まった以上、絶対に絶対に、2歳児クラスの息子の保育園を探さないといけません。

が、この時点で10月半ば(上司に異動先の打診をし、返事を待っていたらやっぱり数週間かかりました)。保育園探し・引っ越し先決定・仕事の引継ぎ・引っ越し・(できれば)慣らし保育まで終えて新年を迎えることなんて、無理ゲーじゃないだろうか…

 

でも仕事が先に決まってしまった以上、やるしかない。既に夫はさっさと新天地に引っ越していってしまったので(独身寮に入りました)、一人で育児しつつ保育園を探さねば。

 

でもまあ、夫も自分も名古屋の中心地に勤務することになっているし、住む場所は名古屋市内のどこでも、アクセスもいいんだからなんなら近郊の市でも大丈夫!ならどっか見つかるでしょ!

と思った私が甘かった。。

 

まず、認可の保育園に入れたい場合、住んでいる自治体でないと基本的には願書が出せなかったのです(隣接している場合など手続きを踏めば出せる場合もあるし、家を建てている最中だったりすれば出せるようです。)。うちは夫が名古屋市内に引っ越し済みだったので、即住民票を移してもらい、息子については「引っ越し予定」ということで願書を出すことにしました。

 

そして、途中入園なので空き状況を確認しないといけないのですが、名古屋市は16区に分かれており、空き状況がなんとインターネットで公開されておらず(さいたま市は市のサイトで見れました)、さらに面倒なことに各区がそれぞれ空き状況を管理しているため(データ化とかしてないんかい)、来月の募集人数については、各区それぞれに電話して聞いてくれ、と言われてしまいました。

 

まあ転勤とかで来る人以外は住所が決まってから保育園を探すわけなのでそれでいいのかもしれませんが、どこに住んでもいいからとにかく保育園に入れたい、という私にとっては、空き状況の確認に、しかも平日の日中に16か所も電話をかけるのはかなり大変でした(仕事もしているので、基本的に仕事の昼休みか業務開始前の30分のみ)。

また、4月入園の申し込み締め切りが12月の2週目ごろまでだったので、認可に入れなかった、若しくは2歳児クラスまでの園にしか入れなかったときのために4月入園についても調べておく必要があり、それも募集人数非公開だったため、区の保育園一覧のコピーを手元に準備し、全部の区に電話をかけて全保育園の3歳児クラスの募集人数と新設園の情報を聞きました。なんなのよ~!

 

また、保育園の利用申請は次月分しかできないため、チャンスは1回のみ(11月に申し込んで12月の利用許可をもらい、12月中に住民票を移して最後の日に預ける)。11月の利用許諾をもらっちゃうと11月に引っ越しせざるを得ないけど、それだと自分の今の仕事が引き継げないし、最終出勤日も12月に設定されている。かといって12月申し込みの月利用許諾だと、引っ越し先を決めたりする時間がない。

 

今考えてもスリリングな状況…

 

しかも名古屋の場合、一回に申し込める保育園は確か6園までと決まっていたので、とりあえず数を打ちまくる作戦も使えず…(現在はどうかわかりませんが、さいたま市は書けるだけ書いてよく、私も20園以上書きました。全部落ちたけど。)

 

その1回にすべてを賭ける勇気はなかったので、「認可園どこにApplyするか問題」は10月はいったん脇に置いて、まずは保険となる認可外を探すことにしました。

 

長くなったので続きます。